Q. コチラのスタイリングのポイントは?
A. 普段からフレンチカジュアルなスタイルが好きなので、デニム×デニムのコーディネートでフレンチっぽさを残しつつ、オーバーサイズのジャケットで、ストリートの要素も加えてみました。
Q. 普段はどのようなスタイルが多いですか?
A. くずしすぎず、きれいすぎず。ほどよく大人っぽさを取り入れながら、自分らしさも忘れないようにしています。単に上品なスタイルではつまらないので、カジュアルダウンするアイテムを取り入れたりしています。
Q. 「言葉」が素敵なラブリさん。文章を書くことに昔から興味があったのですか?
A. あまり意識はしていなかったのですが、文章を書いていたという感じです。もともと自分が考えたことを文章にして残す習慣があって。
それをちゃんとした言葉に残したいと思って、SNSなどに残すようになって。写真詩集も出せるようになりました。これからも書いていきたいです。
Q. 詩だけでなく、写真やイラストも素敵です。アート活動もされていますか?
A. 最近はそういう時間をちゃんと作らなきゃと思っているところです。アートや映画などのカルチャーにふれることでリラックスできるし、それで自分のバランスを保つようにしています。将来的には短編集を出してみたいし、絵を仕事としてできればとも思います。いろんなことに挑戦したいです。
Q. スタイリングのポイントについてお聞かせください。
A. チェスターコートで大人っぽくしつつも、ほどよいゆるさもプラスしたくて。トップスに上品すぎるものを選んでしまうと、きれいめなスタイリングになってしまうので、トップスはカジュアルなものを選びました。
Q. 最近心に残っているお仕事はありますか?
A. NYへ行ったこと。そこで撮影できたことが自分の中ではすごく大きかった。自分にとって、“これからの自分”への入り口のような場所でした。その仕事で髪もばっさり切って、ピンク色にして。すごくすっきりしました。寒かったけど、それもまたNYらしくてよかったなと思います。
Q. MURUAは今年10年を迎えました。10年前の自分に伝えたいことはありますか?
A. 10年前に想像していたことと今は全然違っていて。「その調子でいいぞ」って伝えたいですね。16歳のころは、悩んだり迷ったりすることがあったんですけど、やってきたことは間違ってなかったなって思います。
Q. これから先の10年に対して、目標はありますか?
A. 私のことだから、そのときにやりたいことをやっていると思います。36歳になって、ある程度「自分」というものがわかってきているんじゃないかな。これっていうのはないけれど、何にでもなっていて欲しいし、自分がそのときにやりたいことをやっていて欲しいと思います。
- PROFILE
- ラブリ(らぶり)
1989年生まれ。ファッション誌を中心に活躍するモデル。SNSなどで発信する
文章が注目され、今年自身初の写真詩集『愛は愛に愛で愛を』(宝島社)を刊行。
- STAFF
- Photos: KO-TA SHOUJI
Hair&Make-Up: Rei Fukuoka (ADDICT_CASE)
Edit&Text: RCKT/Rocket Company