10models,10styles

#03 emma

Q.今日のスタイリングの決め手は?

A. MA-1ジャケットがすごく好きで毎年着ているんですけど、今日選んだものはサイドにスリットの入ったデザインや、ショートの丈感が絶妙。ミニ丈のワンピと合わせたいなと思いました。

Q. ファッションでこだわっていることは?

A. 正直こだわりっていうものはあまりないです。ルールは決めず、 いつも着たい服を好きなようにスタイリングしています。だからハイブランドもファストファッションも、古着も着ます。身につけた時、テンションが上がる服が一番好き。

Q. 普段、カラダやお肌のケアで気をつけいてることは?

A. どんなに疲れていても、メイクだけは絶対に落とす。食はあまり気にしすぎないようにしていて、夜中にカップラーメンを食べちゃう日もあるくらい(笑)。私の場合、食べたいものを食べない方がストレスになって。その分、翌日は野菜を多めにしたり運動をしたり。
最近は加圧トレーニングをしています。かなりハードだけど続けています!

Q. 最近のブームはありますか?

A.食生活を見直そうと思って、最近は料理をするようになりました。一人暮らしなので、簡単なものですけどね。スーパーに行って買い物して、その日の気分ですき焼きにしてみたり、お鍋をしたり。レシピ本を見ながら、一人であれこれ楽しんで作っています。

Q.スタイリングのポイントは?

A. インナーのニットは、私物で色違いの赤をゲットしたくらいお気に入り。プルオーバーからニットの首もとだけ見せるのがポイントです。

Q. これから楽しみにしているお仕事はありますか?

A.今度本を出すことになったんです! まだ詳しいことは言えないのですが、それがすごく 楽しみ。私の好きなことをやらせてもらえるので、企画を考えたりするのもおもしろい。これから本格的に始動すると、大変なことも多いと思うけど、いい本にしたいです。

Q. MURUAにどのようなイメージを持っていますか?

A.どんなタイプの子でも楽しめるイメージです。ガーリーなスタイルが好きな子でも、ストリート系の子でも使えるアイテムが多くて、着こなし次第で可愛くも、かっこよくもなれる気がします。

Q. MURUAが立ち上がった当時、emmaさんは12歳。その頃からどんなところが大きく変わったと思いますか?

A. 一番は東京に出てきたこと。10年前はまだ北海道の田舎にいて、18歳で上京。地元で東京に行く子は稀で、最初は両親にも反対されました。だけど高3のときに、ファッションの勉強がしたくて、「東京に行かなきゃ後悔する」って思って。上京してからは、バイヤーとして海外に行きたいと思ったり、モデルになりたい気持ちが芽生えてきたりして、視野が広がりました。成人も迎え、仕事もどんどん広がって、この10年は変化だらけでしたね。

Q. これから先10年の目標はありますか?

A. もっと強くて、自立した女性になりたいです。モデルの仕事を通して自分のことをもっと人に知ってもらい、自分が本当に好きなことにどんどん挑戦したい。日本だけではなく、世界に向けて自分を発信したいです。将来的には自分のブランドを持ちたいし、モデルも続けていきたい。これからもずっと、ファッションに携わっていきたいです。

PROFILE
emma(えま)

1994年北海道生まれ。文化服装学院卒業。『ViVi』(講談社)専属モデルとして活躍する。どんな服もセンスよく着こなすスタイルが人気。来年4月には初の スタイルブックを刊行予定。
STAFF
Photos: Takanori Okuwaki (UM)
Hair&Make-Up: KIE KIYOHARA (beauty direction)
Edit&Text: RCKT/Rocket Company